Desire ー情熱の炎 忘れえぬ思い  -

女に裏切られた男 男に身も心も傷付けられた女
二人にはそれぞれ大きな手術が待っていた
大きな不安と苦しみを背負った男と女が出会った


二人はいつも明るく振舞っていた
人懐こい二人はあっと言う間に親しくなった
いつしか二人は惹かれ合ってっいた
しかし大きな手術、置かれた環境に
彼女は彼との明日が無いと知っていた

入院前日、彼女の手術を知った彼は我を失った
病院に送り出したくない・・・
彼女を失いたくない
だっだ子のように
「明日も来て!」
「あさって来て!」

「お願 神様に祈って」
「僕は決して、神に祈らない!」
「神の存在なんて信じない!」
(やっと出会えた君をこうして奪って行く・・・・)
同じ会話を繰り返し、最後に彼女は言った
「私は必ず帰ってくるわ 待っていて」
そういった彼女に彼は I wait...ただ一言告げた


彼女は大粒の涙をポロポロと零しながら
病院に向かう車へと乗り込んだ
残された彼の元に一通のメールが届く

「私の手術の原因は男性の暴力です
 だけど、私は世の中の全ての男性が悪いとは思っていません
 私は幸せに成りたい そう願い続けていた
 そしてあたなに出会えた
 それだけで十分幸せです
 あなたにも女性を信じて下さい
 あなたは変われば幸せに成れる」

しかし、それは純粋無垢に見える彼女の仕掛けた
トラップだったのかもしれない
彼を決して手放さない為の・・・・

彼女は高速道路を滑るように走る車の中で祈り続けた
「どうか神様 彼を私に下さい」
「痛いとか、苦しいとか決して弱音は吐きません
 誰にでも親切にします だから、お願いです 
彼を私に下さい」とただひたすら・・・

生死の判らぬ彼女に彼は
なぜ、君はそんな目に遭っても信じようとする
君から全てを奪い去るかもしれない男を神を
なぜ、なぜだ・・・・
激しい怒り、深い哀しみ、襲い来る不安といおしさに
彼は押しつぶされそうだったと言う
彼は苦しみから逃れるために
「彼女は最初からいなかったんだ・・・・」
そう自分に言い聞かせようとさえした
飲んではいけないお酒を煽った

手術を無事に終えた彼女に彼は結婚を申し込んだ
彼は手紙と写真を送ってくれと言った
彼女はたった一枚の写真とCDを添えて手紙を送った
彼女の写真を見た彼は彼女の笑顔の虜になった

彼女の笑顔をいつでも見たいと願った彼は
彼の不器用さで泣かせてばかりだった

さまざまな事があり
二人はお互いの思いをぶつける事はなくなった
心に秘めたまま、時は流れていった

このラブストーリの結末は神のみが知る

私は運命を信じたい
激しい情熱は決して消えたりしないと
深く心の奥に沈んでも
その炎は消えたりはないと
[PR]
by GarnetMoonNight | 2006-02-28 05:40