悲しい約束

私とKevinは悲しい約束をした
Kevinは輸入雑貨を販売しているお父さんの仕事を手伝っていると言う
彼は1~3ヶ月自宅のあるカリフォルニアを離れ
様々な国に商品の買い付けに行く
知り合って2年半になる

私にすっかり心を許し、何でも話してくれる
「まりこ 父は若いうちにいろいろな国を見ておけと言う 
僕もいろいろな国に行っていろいろな人々に会いたいと思う」
「いろいろな人々に会う事は、とても嬉しい」
「でも・・・・ 何故、Hello と言う?」
「何故、直ぐに Good byeそう言わなくちゃいけない?」
「時々、僕は思う 僕はまるで風だ 留まること無く、消えていく風だ」
私は答えた「Helloは友達に成る為」
「そうだね」Kevinが答えた
「友達にはさよならは言いたくない だから私はいつもSee you. Matane.そう言うの」と私は言った
「Mariko 僕は君に会いたい 君に会ってHello て言う 短い時間を君と過ごして また、僕はGood byeと君の元を去らなくちゃいけない 君にさよならは決して言いたくない」
「それならば私に会いに日本に来ないで 会わなければさよならは言わなくてもいいから」
「判った そうしよう・・・・」 
私とKevin 悲しい約束をした

Fran に傷つけられた私をいつもいたわってくれたKevin
たくさんの話をした
まだ、若い彼は結婚に縛られたくはないという
横浜とカリフォルニア 遙か彼方
時々、国際電話で話す
彼の声が好き 彼の話し方が好き 彼の話が好き
私は思わず言ってしまう I love you Kevin と
彼も言う I love you Mariko と
お互いが惹かれ合いながら 
決して会わない 
そう約束をした
お互いに別の相手を探そうと
会いたい 抱きしめ合いたいと狂おしく欲しながら

踏みとどまるしかない

悲しい約束
[PR]
by GarnetMoonNight | 2006-06-02 01:04